前に進むことを明言して歌うことの覚悟、その難しさ

11/3下北沢シャングリラ

ツアー初日の振替公演でした。

マジでただ書いてるだけのぐちゃぐちゃ文章。整理する気ない。

 

PICTURESの歌詞にあるように「飛ばしたツアー」「前科一犯」、それが蘇ってきたと思う。たもはもちろん罪悪感あるしひたすら謝るしかないと思うけど、あきくんも自分のせいでツアー飛ばしたっていう過去に何か思うことはずっとあったのかなとおもった。

 

セトリはすごかった。最初は普通(普通って言い方はよくないけど)にライブ始まったな、白い鬱やってるな、瘡蓋だなって思ったんだけど、

世界の端のあきくんの圧がとんでもなくかっこよくて、照明の切り替えで腕をバッッて広げてえええ〜!!!かっこいい〜!!!からのお祈り曲(セカアケ)、からのPICTURES(今回の大サビ)

 

PICTURESはもしかしたら歌詞飛んじゃったのかもしれないんだけど、違うこと歌ってて「前に進もう」「こいつ(たも)じゃないとだめ」「笑顔にしたい」というような!

もう二人で大泣きして最後までずっと泣いてて情緒やばかった笑

 

ある意味で、今回のツアーのターニングポイントとなったのが「飛ばした」ライブ初日の振替公演である今日だったように思う。

もちろんライブ延期にしたいバンドなんてないし、バグサミも不安な中でやりきったけど、ツアー目前で「頭真っ白になった」ってあきくんも言ってた。

実質的な初日は柏だったけど、予定通り行えなかった公演っていうのが、ずっとみんな引っかかってたのかな、と。だからこそなのか、やり直しってわけではないけど、この良いツアーの成長を経て改めての「初日」をやることで、いろんなゴタゴタも全部ひっくり返してやろう、みたいな意気込みをPICTURESからも、その後のMCからも感じました。

 

今日言ってたこと(だいたい)

「みんなに笑っててほしい。でもそれじゃだめで、他人任せの「笑っててほしい」ではなく、笑わせたいと思う」

「自分のためにやっていた音楽だったけど、初めて、憂さ晴らしではなく、人のために音を鳴らしたいと思った」

「欠ける時も満ちる時も一緒にいよう」

「行くぞ武道館」

「ここに居たいという気持ちだけ、他は全部消してやる」

「邪魔な他の光は消してやる」

「とんでもないことやらかしてくれたな!許す!!!」

「変わったと言われても俺たちは前に進んでいくしかない」

 

我々は結果としてのライブを見てるけど、それに至るまでに本当に色々あるし、セトリ決めるのだって考えてるだろうし、歌詞もそこに込める思いも日によって違って同じものなんてないはずで、今日はそれが如実に出た日だったのかなと思った。

「殴り合いもも知らない僕の胸ぐらを掴んで 殺せなかった感情を引き摺り出してくれたのがバンドだった」

己の感情を出すためのツールとしてあったのがバンドだったとして、曲を見ればわかるけど鬱屈とした精神を吐き出してたのが、前を向いて行こう「一歩」を踏み出そう、ということを発言して、言葉に重きを置いてるタイプだと思うからこそ、言ってしまえば言葉は戻らないから、その覚悟の大きさに気付かされるんだよね。

人間がやってるからこそバンドもずっと同じなんてありえないし、向上心あるなら余計に変わっていく。変わる前のバンドを好きになったんだから、「変わってほしくない」とか「変わったな」とか思うのは仕方ないけど、でももう後戻りするなんてことはあり得ないんだよっていうのをわかって欲しい。でもアルルカンは最初から「救い」がテーマにあって今もそれは変わらないはず。

 

PICTURESで泣いたって言ってて、他のツイート見た限りみんな涙目になってたみたいで、グッときてしまった。わたしもsillyまでずっと泣いてたわ。

もちろん飛んだことはバンドにとって良くない事件だったのは間違いないんだけど、でもだからこそ一丸となって前を向けるようになったと思う。雨降って地固まったなと。

 

アンコールで入ってくる時に、ヘイの方掴んで電車ごっこみたいに入ってきて死んだ。😊

あと今日祥平袖あった(?)

 

人の「生きようとする覚悟」を食って生きてるので、アクション映画や漫画が好きなんだけど、でも今気づいたけどライブって一番現実の「生きようとする覚悟の輝き」で満ちてる空間じゃんとなりました。私はノンストレスで生きてるから別に良いんだけど、でも生きようとしてるアルルカンのこと死ぬまで応援し続けたいよ。

欠ける時も満ちる時も病める時も健やかなる時も死ぬまでそこにいて欲しいよアルルカン

 

 

 

追記

瘡蓋の最後アウトロで「お願い」のアドリブがあって、その「お願い」を引っ張ったまま世界の端のイントロでも歌ってて「アドリブ力〜!!!!!」となった