私がどんなバンドを好きかということ


2019/0929
DADAROMA"WELCOME TO DADAROMA"
@新宿BLAZE

無料チケ配布でめちゃめちゃ並んだし、チェキも並んだし(列形成に不備があって冷静になったけど結局買った)本当に並んだ日だった。ディズニーランドかな?

よしあつが「今のダダロマかっこいい」っていうように、昔は知らないけど、今日みたダダロマは本当にカッコよかった。
「待ってるだけじゃ来ない。解散したくない。ライブに来て」って何度も何度もよしあつが繰り返した言葉は、バンドマンからしたらプライドを捨てたダサい言葉かもしれないけど、我々バンギャルにしてみたらいわゆる「その気にさせる言葉」でしかないなと思う。もちろん、かっこいい音楽をやっているからこそ、その「来て欲しい」に応えないとって思えるんだけど。

喋ってるのはよしあつだけだったから、彼を主語にします。

よしあつが本当にファンを愛してるバンドって言っていて、ファンを恋人のように思って歌詞を書いていて、かっこいい音楽をやるから全力で返してほしいとも言っていて、なんというかそういう熱い言葉をわたしは求めてるんだよ。
「かっこいい音楽をやるから、全力で返してほしい」なんてそこまで言い切れるバンドって今います!?そんないないよ。多分。
あのよしあつの興奮ぶり、本当に今日あの場にいないとわからないと思うけど、湧き上がるような喜びを抑えようとしたあの感じ。「800人いるんだぞ、入れないやつが100人、200人まだいるんだぞ」っていう、BLAZEなんて余裕で埋まるポテンシャルが自分のバンドにはあるんだっていうことの認識、期待とか、そういうものがすーーーーごい詰まっていましたね。うん。

よしあつ、めちゃかっこいい。

言葉を尽くしてほしいタイプのわたしは、そういう言葉をMC、曲間、曲中、ツイッター、ブログいろんなところで雨のように尽くしてほしいんですよ。何のための言葉だよと。それでもなお伝わらないから音楽がある。音楽で伝わりきらないから言葉を使う。バンギャルとバンドマンの間には「100%を伝える」ってことは不可能だけど、その努力を惜しまない姿勢こそわたしが求めてるものだなと、DADAROMAを見てなんか改めて強く思った。
あんなに喋るアルルカンではぼんやり思っていただけだったけどね。言葉は大切。小説じゃないんだからくどくていいんだよ。いっぱい言葉にしていっぱい伝えてほしい。それが愛だと思う。